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お調子者のスパイス生活5 チリ編
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矢萩多聞『お調子者のスパイス生活』シリーズ第5弾、チリ編。 インド料理というと辛いイメージがあるが、じつはインドに唐辛子が伝わったのは大航海時代に中南米からヨーロッパにもたらされたあと。それ以前は唐辛子は使われていなかった。 インドで少年時代を過ごした著者は辛いものが苦手で、数々の激辛料理との出会いを経て、辛さへの耐性が鍛えられていった。「ドラゴンロール」なる謎の春巻に火を吹き、土鍋料理を試すうちに豆板醤に旨味が隠れていることを発見。ついには、灼熱のアーンドラ・プラデーシュ州で、スイカの皮を漬けてキムチをつくることに成功する。 いまやインドは数多のチリを栽培する唐辛子王国。なかでも辛味のすくないチリである、カシミール・チリとビャーダギ・チリからは、少数民族コンカニーの人びとの不運な歴史が見えてくる。 はたして唐辛子は、楽園のスパイスか、はたまた、悪魔の申し子か…。土地と時空を超え、ダイナミックに脈動する世界最大のスパイスを追う。 毎号恒例、日本の食べものにスパイスを足して未知との遭遇に挑む実験企画は、「そうめんにあうスパイス」を探し求める。巻末にはイラスト付きのレシピ集も掲載。 ・著者 矢萩多聞 ・編集 中岡祐介(三輪舎) ・発行 生活綴方出版部 ・文庫68ページ、リソグラフ印刷(本文2色刷)、中綴ホチキス製本、スパイス付 ・定価 1000円+税
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お調子者のスパイス生活4 カレーリーフ編
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矢萩多聞『お調子者のスパイス生活』シリーズ第4弾、カレーリーフ編。 南インド料理ではなにかと出現率の高いカレーリーフ。まだこの葉っぱに慣れなかったころのとほほな思い出、カレーリーフの栽培に興亡記、友人から種をもらったこと、大量に増えたカレーリーフの食べ方、他人にはいえないはずかしい料理、巷に流布されている「3C男」にドッキリ……わけいってもわけいってもカレーリーフとスパイス愛が炸裂する一冊です。(ページ数も過去最多) おなじみ実験企画は「トーストにあうスパイスを探して」。おまけスパイスに乾燥カレーリーフ付き。 ・著者 矢萩多聞 ・編集 中岡祐介(三輪舎) ・発行 生活綴方出版部 ・文庫76ページ、リソグラフ印刷(本文2色刷)、中綴ホチキス製本、スパイス付 ・定価 1000円+税
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お調子者のスパイス生活3 ターメリック編
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矢萩多聞『お調子者のスパイス生活』シリーズ第3弾、ターメリック編。 日本人がイメージする「カレー」の要素は香りや味ではなく、カレー色によるものではないか? カレー色をつくりだす「ターメリック」は、インド料理の長い歴史の中では新参者だった。唐辛子もターメリックもない古代インドの人たちはなにを食べていたのか。黄色く染めるだけじゃない、料理をまとめあげる威力があるターメリックの謎に迫る一冊。ほか、SNSでプチ炎上した「タンドリーチキン問題」や、インドの見立て料理について、ちょっと真面目におもしろく、スパイスの周辺を考える。おなじみ実験企画は「焼き餃子に合うスパイスを探して」。おまけスパイスにはターメリック5gつき。 ・著者 矢萩多聞 ・編集 中岡祐介(三輪舎) ・発行 生活綴方出版部 ・文庫64ページ、リソグラフ印刷(本文2色刷)、中綴ホチキス製本、スパイス付 ・定価 1000円+税 ★Ambooks『インドごちそう帖』と対をなすようなスパイスエッセイシリーズ「お調子者のスパイス生活」をAmbooksオンラインストアでも取り扱いはじめました。
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お調子者のスパイス生活2 コリアンダー編
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…コリアンダーリーフを好むか好まぬか、そのわかれ道をつくったのは習慣だ。はじめは鼻をつまんでも食べられなかったものも百回食べたら、やみつきになってしまう。人間はじつにいいかげんな生きものだ。だが、そのいいかげんさのおかげで、人類は薬と毒を見分け、たびかさなる環境の変化を乗り越え、生きのびてきたのかもしれない。(本文より) 矢萩多聞『お調子者のスパイス生活』シリーズ第二弾、コリアンダー編。 本書は愛し、嫌われるコリアンダーをめぐる“スパイスエッセイ”。匂いとともに思い出される、地元の坂道のこと。思いがけない不思議な効用。また、画家、装丁家にしてスパイス家(!)としても活動する矢萩多聞のコリアンダーを使ったレシピを多数掲載。おなじみ「和食にスパイス」実験はなんと「卵かけご飯」。卵かけご飯にスパイスをかけるなんて発想は考えにくいですのが、とあるスパイスを加えるとすごく美味しいらしい。前回同様家庭ですぐに試せるコリアンダーシードの小袋付き。 ・著者 矢萩多聞 ・編集 中岡祐介(三輪舎) ・発行 生活綴方出版部 ・文庫64ページ、リソグラフ印刷(本文2色刷)、中綴ホチキス製本、スパイス付 ・定価 1000円+税 ★Ambooks『インドごちそう帖』と対をなすようなスパイスエッセイシリーズ「お調子者のスパイス生活」をAmbooksオンラインストアでも取り扱いはじめました。(2023.10.10)
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お調子者のスパイス生活1 クミンシード編
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台所で、店先で、雑踏で、人と人の間でクミンシード。その匂いが呼吸とともにやってくると、ぼくの腹の底のほうで「生きてるぜい」という野太い声が響くのだ――。(本文より) お調子者の装丁家が綴る、辛くも酸っぱいスパイスの記憶。シリーズ第一弾はクミンシード編。かんたんなスパイス料理のレシピ、スパイスの小袋が付録でついてくるので、読んですぐスパイス生活を楽しめます! ・著者 矢萩多聞 ・編集 中岡祐介(三輪舎) ・発行 生活綴方出版部 ・文庫60ページ、リソグラフ印刷(本文1色刷)、中綴ホチキス製本、スパイス付 ・定価 1000円+税 ★Ambooks『インドごちそう帖』と対をなすようなスパイスエッセイシリーズ「お調子者のスパイス生活」をAmbooksオンラインストアでも取り扱いはじめました。(2023.10.10)